インプラント後の口臭に注意！原因と対策

インプラントは虫歯の心配がない治療法ですが、口臭などの他の口内トラブルには注意が必要です。ここではインプラント後に口臭が気になる場合の対策方法について紹介します。

インプラント術後の口臭の原因

・磨き残し：インプラント部分は歯と歯茎の間の溝が深くなっており、汚れが溜まりやすくなっています。これが口臭の原因となります。

・インプラント周囲炎：インプラント周囲の溝や歯の表面に溜まった汚れが細菌のプラークや歯石となり、口臭を引き起こします。

インプラントの口臭によるトラブル

インプラントの周囲に生じる炎症は口臭の悪化だけでなく、以下のようなトラブルを引き起こす可能性があります

・歯肉の腫れや出血

・歯茎の衰えや溝の深さの増加

・歯やインプラントの脱落

口臭を防ぐためには…

口臭やインプラント周囲炎を予防するためには、正しいデンタルケアが重要です。

・正しいブラッシング：歯の表面だけでなく、歯と歯茎の間の汚れもかき出すように歯ブラシを動かしましょう。

・歯ブラシ以外のケアアイテムも利用：デンタルフロスや歯間ブラシなどを使い、歯と歯の間の汚れもきちんと除去しましょう。

・定期的な検診やクリーニング：歯科医院での定期的な検診やクリーニングを受けることで、歯垢や歯石の除去やインプラントの調整を行うことができます。

インプラント治療を受けた方は、口臭やインプラント周囲炎のリスクを減らすために、担当医の指導に従いながら日常のケアを行いましょう。これにより口臭だけでなく、インプラント自体の安定性も保つこともできるでしょう。