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【院長コラム】歯医者さんで、いびき・睡眠時無呼吸症候群を改善できる?
寝ているときのいびきは、家族など一緒に暮らしている方にとってはうるさく感じるかも知れません。しかし、単にうるさいだけではなく、いびきは睡眠時無呼吸症候群という怖い病気が潜んでいるサイン。このいびきや睡眠時無呼吸症候群は、歯科医院で治すことも可能です。
睡眠時無呼吸症候群とは?
睡眠時無呼吸症候群とは呼吸障害を引き起こす病気。睡眠不足を引き起こして昼間の活動に影響が出てしまうことがあります。睡眠中に気道が狭くなって大きないびきをかく、呼吸が止まるといった症状を、招くことも。その結果呼吸が苦しくなって頻繁に起きてしまうこともあります。特に大きないびきは、睡眠時無呼吸症候群の特徴のひとつであると言えるでしょう。
睡眠時無呼吸症候群は慢性的な寝不足を引き起こし、昼間の集中力が低下して仕事などに支障が出てしまうことがあります。そして体への悪影響も心配されます。睡眠が不足すると酸素が不足し、高血圧や心臓病のリスクが高まり、循環器系や呼吸器系に影響が出てしまうこともあるので注意が必要です。
いびき外来による、睡眠時無呼吸症候群の改善策とは?
いびきの治療や検査は、耳鼻咽喉科や呼吸器外科だけではありません。実は歯科医院でもいびきの治療が行えることをご存知でしょうか。歯科医院の中にはいびき外来を併設しているところもあり、いびきで悩む方の治療も行なっています。
いびきや睡眠時無呼吸症候群は、舌および顎が気道を塞いでしまうことが原因で生じてしまいます。歯科医院で行ういびき治療では、マウスピースを装着することでいびき及び睡眠時無呼吸症候群の改善を促します。
マウスピースは、スポーツ用のマウスピースや歯ぎしり用のマウスピースとは形が異なります。いびき改善用のマウスピースを装着することで下顎が引き上げられ、それに伴って下がっていた舌も引き上げられると気道が広が流ことで、呼吸が正常に。こうしていびきの改善にも繋がるのです。
歯科医師でのマウスピースは保険が適用?
歯科医院で作製する睡眠時無呼吸症候群改善用のマウスピースは保険が適用になる場合と、保険適用外のものがあります。保険適用の場合、病名と医師の診断書が必要です。保険適用になるかどうかは、歯科医師との相談が必要になります。
いびきでお悩みの方は、まず歯科医院に相談してみましょう。