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【院長ブログ】親知らず抜歯後の頭痛

炎症の役割

炎症は、体が傷を治そうとする自然な反応で、発熱、発赤、腫脹、疼痛、機能障害の5つの徴候があります。親知らずの抜歯後に見られる頭痛や発熱も、この炎症の一部です。適切に抗生剤や消炎剤を服用し、安静に過ごせば通常は回復します。しかし、体調が優れない時や生理中など、免疫力が低下している時には抜歯を控えることをおすすめします。

 

麻酔薬の影響

麻酔薬が体に合わない場合、発熱が引き起こされることがあります。もし発熱が長引いたり高熱が続いたりする場合は、感染やアレルギーの可能性があります。麻酔薬にアレルギーがある場合は、必ず事前に歯科医師に知らせてください。

 

頭痛の原因

頭痛も炎症によるものです。親知らずは顎の骨の中で斜めや横向きに生えていることが多く、そのため周囲の骨を削る必要があります。削る際に使用する機器の振動が頭痛を引き起こすことがあります。特に下顎の骨は硬く、削る量が多くなるため、下顎の親知らずを抜いたときに頭痛が発生しやすいです。

 

発熱や頭痛を防ぐための対策

親知らずの存在や生え方を確認するために、歯科医院でレントゲン撮影を行うことが重要です。親知らずが斜めや横向きに生えている場合、炎症が起こりやすいため、早期の治療が推奨されます。親知らず周囲に痛みを感じたり、口を開けにくくなったり、飲み込むときに痛みがあったり、顔が腫れるなどの症状が出た場合は、早めに治療を受けることが必要です。

 

抜歯後の注意点

親知らずを抜いた後の発熱は、通常翌日から23日続きます。これは炎症が48時間後にピークに達するためです。以下の点に注意して生活しましょう

 

・飲酒や運動など、血行を促進する行為は控えましょう。

・湯船には浸からず、シャワー程度にとどめましょう。

・柔らかい食事を心がけ、抜歯した側を避けて噛むようにしましょう。

・規則正しい生活を心がけ、免疫力を保つようにしましょう。

・処方された抗生剤は必ず飲み切りましょう。

 

これらの注意事項を守ることで、親知らず抜歯後の発熱や頭痛を最小限に抑えることができます。

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