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【院長コラム】「歯磨きジェル」を使って歯茎の健康を取り戻そう!
歯の健康を保つには、歯磨きが欠かせません。多くの人々は価格や広告に影響されて歯磨き粉を選んでいますが、それでは十分な効果は期待できません。今回は、歯茎に特化した歯磨きジェルに焦点を当ててご紹介します。
歯磨きジェルとは?
歯磨きジェルは、ペーストタイプの歯磨き粉と異なり、ジェルタイプで、歯の表面や歯間に易しく付着し、薬効成分が浸透しやすい特徴があります。
歯茎に特に有効な成分としてコラーゲンが含まれるものがあります。
適切な歯磨き粉を選ぶための基準として以下の三つが挙げられます。
・有効成分
虫歯予防のフッ素や歯の石灰化を助けるミネラル成分を含むものが望ましい。
・研磨剤の量
研磨剤の多い歯磨き粉は歯のエナメル質を削ってしまう恐れがあるので、少ないものを選ぶ。
・泡立ち
泡立ちすぎると十分に磨けていないのに磨けた気分になりがちなので、適度なものが良いい。
歯茎が緩むと老け顔を作る!?
若くて健康な人は歯茎が引き締まり、きれいなピンク色をしています。一方、加齢や歯周病などで歯茎が緩むと、歯茎が下がってきて歯が伸びたような印象を放ち、顔全体の印象も老け込ませてしまいます。
歯茎が緩む原因は?
1.熱心な歯磨き
2.歯周病
3.加齢 歯茎も筋肉の一種なので、年とともに重力には抗えず、萎縮して下がってきます。
4.喫煙 たばこに含まれるニコチンは血管を収縮させ、血行を悪くします。
歯茎が下がってきた方向けの歯ブラシ選び
歯ブラシは毛が硬すぎないものを選びましょう。硬さは普通から軟らかめのものを選ぶようにしてください。奥歯まで届くように、ミニサイズのものがおすすめです。
年に何回かはプロのお手入れを受けよう
歯磨きジェルを取り入れたり、毎日熱心に歯磨きをしてホームケアをきちんとしているつもりでも、磨き残しがあったり、そもそも歯磨きの仕方が間違っていたりすることもあります。定期的に歯科医院を受診し、歯垢除去などのプロのお手入れを受けることで、歯茎の若々しさも保つことができます。